スイスが中立である理由

どうも、管理確認人のドングリコロコロです。

今回は『永世中立国』スイスについて書いていきたいと思います。

元は何もない国

ヨーロッパの戦乱の歴史の中で、何故この国だけが列強国の支配を免れ、

中立を保つことが出来たのか?

その理由一つがスイスという国の地形にあります。

国土の三分の二がヨーロッパの最高峰である、

アルプス山脈を中心とした山脈地帯が占め、

気候は低いため作物を栽培する事もままならず、

海にも面していないため、漁業も行う事が出来ず、

僅かな牧草地で酪農を行うぐらいしかありません。

つまり他国からしてみれば、

それほど侵略までして支配する価値が無いという事です。

男達は傭兵となる

いくら何もない国とは言え、それでも国民は生きていくために、

働かないといけません。

そうなると国民の男性は、仕事を求めて他国に出稼ぎに出る事となります。

ヨーロッパの他の同士で戦争が起きれば、

他国からしてみれば外国人のスイスの国民は、

そんなに優遇された職業にはつけません。

それでも国に残した妻子を養うために、自らの命をかけて高い報酬が得られる、

他国に雇われた兵士、つまりは『傭兵』となります。

時には、スイス国民同士で敵味方に分かれ、

命のやり取りをする事もあった事でしょう。

しかし、お互いに母国には、残してきた家族がいます。

傭兵となってしまった男達は、お互いに殺し合う事になろうとも、

その家族にまでは危害が加えられる事が無いように、

「スイスという国の不可侵」はヨーロッパ諸国の中で

暗黙のルールとなったわけです。

スイスの産業

スイスの有名な産業と言えば思いつくのは、金融・保険・製薬・精密機械、

かと思います。

なぜこのような産業が発展してきたのか?

金融に関しては上記で述べた外国に出稼ぎに出た傭兵達が、

自国の家族のもとに確実に稼いだお金が送り届けられるように、

という理由で発展してきました。

『スイスフランは金よりも価値がある』

某マンガで『振り込みはスイス銀行の口座に』

等と言われるぐらい金融が発展し、国際的信用が高いのはそのためです。

また、傭兵となった場合、自らの命の保証は無いに等しいと言えます。

もし、自らが死んだ場合、母国に残された家族に生活していく上で、

最低限必要なお金だけでも残してやりたい。

そこで考えられたのが、スイスの傭兵達が皆で資金を出し合って、

もし、自分が戦争で命を落とした場合、

集めた資金から、その家族にお金が支払われる

『生命保険』というシステムです。

先程も述べた通りスイスという国は、

決して地形的・気候的に恵まれた国ではありません。

それでも生活していくために、金融・保険産業で得た、豊富な資金力のもと

高付加価値で高い技術力が必要な

時計や医療機器、クスリといった産業が発展してきたわけです。

まとめ

このような理由でスイスという国は、『永世中立国』となり、

高度な金融力と技術力の元、世界でも有数の

中立の軍隊をしか保有しない国となりました。

恵まれない国土という弱みを強みに変えた例です。

最後まで、ご賢覧ありがとうございました。

この文章が、読んで頂いた方の少しでもお役に立てれば光栄です。

意見、感想、『希望のテーマ』等ございましたらお寄せ下さい。

今後の更新の参考にさせて頂きます。

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カテゴリー:雑学

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